例えば、この日本という国で、てくてくと歩いていて、自分の視界に全く入らない所からライオンが忍び寄ってきていたら???
と思うんですが、
気づいて振り返るかどうかは分かりませんが、人間は、何かしらの察知はするんじゃないかなと思います。なんとなく、視線を感じて振り返ったら知人が居た、みたいな経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
さてそんな中、コミュニケーションは言語だけじゃないよ?という実験の一つのご紹介です。
数名で椅子に座り、前を向きます。
一人の人が、その中である人めがけて声をかけます。
「おーいっ♪」
「うーん。私かなあ?」と思った人は挙手します。
これが、何が違うのかは分かりませんが、なんとなくわかるんです!
こっち向いてるな?という感じ。
でも図をみていただいてわかるように、8人で実験して、体の向きが関係あるんだったら、後ろや前の人が反応するはずなんですね。なのにその前後じゃなく、自分だってなんとなくわかるんです。
そこで意地が悪い私は、「AさんとBさんの間」とか、「AさんとBさん両方」に向けて声をかけてみたんです。それでも結構な的中率!!なんでだろう??
証明するのが目的ではありません。
これはかなり導入部分のワークですので、目的は、「言語の内容とか質だけが問題ではなくて、非言語の部分も意識しなきゃ伝わらないよ。非言語を意識することで全然違うよ」
という事を認識するためのものです。
お話をしているにも関わらず、体をその人に向けていなかったらだんだんとイライラしてくるのかもしれないし、気の利いた事を一つも言わなくても、相手が話してるだけで「今日はほんと楽しくお話しできて良かったです!」と言われたりします。
もしかすると、「おーい」と声をかけなくても想いを伝える事も出来るかもしれませんね。
そういう事も本当にあり得ますので、知った上でお話をするといいと思います。
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